<舞一夜を見てきました!>

(注意!!)
ここから先は、映画「遥かなる時空の中で〜舞一夜〜」のストーリーに
関する話が含まれます。
ラストシーンまでの話なので、
まだ映画をご覧になられていない方は、ご遠慮頂いた方がいいと思います。






梅田で見てきました〜。
平日の夕方でしたが、年齢層は見事にばらばら。
主婦あり(含む子連れ)、アキバ系お兄さんあり、女子高生あり。
40人くらいですか。ゆっくり見れました。

映画が始まるまでの間ずっと、友雅の声で諸注意事項が流れるんですよ。
おもしろかったです。
そうか、教養のある姫君は携帯の電源を切っておくんだな

まずは、風景がどのシーンをとってもきれいですね。
特に雨のシーンはどれも切り取っておいておきたいくらい。
私もともと雨が好きなので、雨の場面が多いのはうれしかった。
そのほかにも、雨の前に吹く風や雲、濡れた緑、花、すべての自然描写が見事で、
それだけでも映画館で見たかいがありました。

今回かっこいいと再認識したのは、泰明ですね。
いやあもう、最高。
夕日の中で、暗闇で、炎に向かってオッドアイが光る。
あの強さに改めて惚れ直しました。
そういえば八葉抄の私の最強キャラはこの人だったなあ。
ラストシーン近くの「調伏すれば神子が泣く」という台詞、
泰明の投げた呪符で、炎の中に多季史に向かって、まっすぐ道が出来る場面。
忘れられないかっこよさでした。

できれば神子なんてやめた方がいいと思ってしまった天真は、
行動にも出るし、おまけにあかねが誰かに恋をしていると気づかされて、
今回すごく葛藤が表に表現されていました。
あ、そうそう、天真と言えば、
内裏参内に付き添う時の正装はかっこよかった♪
ゲームの時にはそんなに思い入れのないキャラでしたが、今回でちょっと惹かれたかも。

小天狗かわいいっ!

後は、あかねたちが内裏へと向かった後、
あかねの部屋に置いてあった面が消える場面にぞっとしました。
布に包まれていた面が、中身だけごそっと消えるの。布がぺしゃっとしぼむ。
あれってすごく日本的ホラーの表現。
海外ホラーだと、きっと布に包まれたまま、飛んでいくんだよ。

自分が自分としてじゃなくて、何かの役職だったり、役目としてだけ認識・期待されるって、
確かに重かったりつらかったりする。
「何も出来ない」って思うと、とても負担にもなる。
そんな時、ああやって涙を拭いてもらえるとうれしいだろうな。

「やっとあなたの名前が呼べた」
とあかねちゃんが言った時、不覚にも涙がこぼれたemiでした。

誰だって、誰かとともに大義の為に戦いたい思いはある。
今回はちょっぴりかわいそうだった八葉のみんな。
大義の為に集まって神子を守っているその志は、
いつ恋に、愛に変わるのか!?(笑)

・・・ここからは発売になるゲームで遊べるみたいなので、
それを楽しみにしよう。

よい映画でした♪

(END)

八葉&神子アイコンは、↓こちらから頂きました。素敵なサイトさまですよ。