<月ノ光 太陽ノ影〜ゲームレビュー&キャラ紹介〜>
やっぱり遊佐さんか、先生だな〜・・・・っていきなり好みを語りだしても困りますよね。
申し訳ありません。冷静に、冷静に。
「黒い乙女ゲーム」という宣伝文句がありましたが、そんなに黒くなかったです。
ちょっと危ないプレイはあるけど、ごにょごにょ・・・ちょっと過激かもしれないけど(こらっ)、
そんなむちゃくちゃディープではありません。
むしろ納得のHappy Endもありで、ゲームとしてはおもしろかったです。
選択肢も難しくなく、簡単にストーリーが楽しめるというのは、個人的にはありがたいです。
主人公の声がないのが残念と言えば、残念ですが、声優さんたちの声はみんないいですよ。
さて、キャラについて語っていいですか?
わくわく。では攻略順に。
「俺の言葉じゃ安っぽいでしょ。」
「・・・ねえ、伝わってる?俺が君を好きだって気持ち。」
・・・遊佐さんに完全に腰くだけでした。本当に危ない人なんですけどねえ。
やっぱり私の好みってこの辺りにあるのかなあ。
シチューを食べてる遊佐さんがかわいくて、かわいくて、ずっと一緒にご飯作ろうよね、って
なんかすごく幸せでしたよ。真夜中の太陽。一番攻略お勧めキャラです。
先輩とのストーリーは、あまり意外性もない代わりに、一途でいいです。
ちょっと先輩にM入ってるので、嫌いな方は嫌いかもしれませんが、
美少年道まっしぐらって感じですね。
まあそれはそれで、「もちろんだよ、俺の天使。」っていう最後の台詞に、
思い切り赤面してください。ふふふ。
幼馴染の智也くん・・・んんん。しっかりしろよ、と何度も言いたくなるんだけどなあ。
まあ強引なわりに純情でってよくあるキャラなんだけど。
「困らせるの今だけにするから。」「あと少しいてくれる?」
って腕の中に閉じ込められて言われると、いてあげようよと情にほだされちゃいます。
大型犬のようなそのかわいさというか無邪気さというか。
「どうして・・・俺のじゃ・・・ないんだろうな。」って呟かれた瞬間、
ごめんなさい〜、もう先輩は止めて智也にするから〜と強烈に思った私は、
やはり純情だと自分で思いました。本当に胸が破れそうだったよ。
一輝ルートはずいぶん躊躇しました。私年下趣味ないしなあ・・・と思いつつ。
でも最後、一緒に暮らしている大学生の一輝はすっかりオトコで、ああいいなあって(笑)。
本当にすっかり「かわいい恋人」になっていましたね。
一番近くにいて、一番理解してくれる人。年下苦手な人でも大丈夫かも。
終わった時にはすっかり「こんな弟欲しい」でした。
男性陣、最後は周藤先生。
大人ですからね〜。のっけっから危ないんですが、
車運転している時の横顔、最高にかっこよくてどきどきしちゃいました。
「君の熱を直に感じた時、俺はもう降参しようと思ったんだ。・・・自分の中の悪魔にね。」
あんなこととかこんなこととか、かなりハードなルードですが、
最後のプロポーズまで、この人らしくていいですよ。
涼子ルートにも入りました。
んん、こういう関係は私にはよくわからないけど、最後の涼子、きれいだったな。
あんな風に凛と前を向いて歩ける人っていいなと思う。ある種憧れますね。
そしてボーナストラックをぜひ聞いて頂きたい。
すべて本音のお互い暴露。ものすごい下の話だけど、笑えます。
どれも真実、ははは。
ゲーム総括。
ちょっと後味悪いエンディングもあるけれど、切なさも嬉しさも味わえます。
この辺が人気の理由でしょう。
Hは期待以上に多分十分ですよ(笑)。
一晩で一人は楽に攻略可、がんばれば二晩でコンプです。
後日ディスクの購入も考えちゃえるほどの出来ですので、お勧め。
御参考になれば幸いです。
(END)